言わなきゃわからない

美容院に行って
シャンプーの時に
「かゆいとこないですか?」
って聞かれて

ほんとは猛烈にかゆいところがあるのに
「大丈夫です」って答えた経験ってありません?

私は過去に1回だけ
「ここがかゆいです!」と
勇気を振り絞ったことがあります(笑)

余談ですが、
前にテレビで見たことあるんですけど
関西の方は言う人の方が多いんですって。

で、何が言いたいかというと。
本当はかゆいとこがあるのに
「大丈夫です」とか言ったにも関わらず
後になって

「ここがかゆかったのにわかってもらえなくてさ!!」
とか
「あの美容院はお客のニーズに気付かないひどいお店だよ!」
とか
「ずっと通ってたけどわかってくれてなかったなんてショック」
とか言って

もう行かない!!

と一気にお別れ宣言。

いやはや・・・お店としてみれば、え???
何が起きた???
かゆいとこあったんだ?知らなかったです。
テレパシーが通じず申し訳ありません
と謎の謝罪に追い込まれるわけですよね。

お店としては一応対応はしてくれるでしょうけど、
ちょっとめんどくさいなーといったところですね。

実はこれ

人間関係でも起きてることだなーって
思うわけですよ。

相手はわかってるはずと思いこんで
裏切られた~とか。

そのくらい言わなくてもわかってくれよ~とか。

いやいや
家族、友人、会社、すべての対人関係において
テレパシーバンバン使える人以外は
基本言わなきゃわからないですよね。
というか
言わないで何とかしようと
(態度で示す、無視する、我慢する、縁切りなど)
するのは言葉を知らない赤ちゃんのコミュニケーションと同じ、
幼稚な破壊的方法です。

後で文句言うくらいなら
伝えましょう(^^)

批判せず
アドバイスせず
(これ大事です!聞かれてもいないのに勝手なアドバイスは余計なお世話です)
高圧的にならず
支配的にならず
ムキにならず
キレず
大声にならず
屈服させようとせず
やけくそにならず
逃げず
相手の話を聴き
冷静に
自分の感情を

伝えることができると
自立した人間同士の建設的な話し合いになりますよね。

では
それができないのはなぜでしょうか?

なぜ批判しなければならないか
なぜアドバイスしなければならないか
なぜ高圧的にならなければならないか
なぜ支配的にならなければならないか
なぜムキにならなければならないか
なぜキレなければならないか
なぜ大声にならなければならないか
なぜ屈服させなければならないか
なぜやけくそにならなければならないか
なぜ逃げなければならないか
なぜ相手の話を聴くことができないのか
なぜ冷静になれないのか

を考えてみると・・・

理由は人それぞれ。

掘り下げて
あ、そっか!と気付き
なんだ、そんな自分もかわいいね!
と肯定し
じゃぁどうする?
に変えていく。

繰り返していくと
安心の領域が広がって
不安が来ても
やぁ不安さん、こんにちは!
今どんな気持ち?悲しい?
そかそか、悲しいよね。

というふうに
安心して不安になれる
最強マインドとなっていきます。

でもでもそうはいっても
掘り下げてもわからない!
わかっても変わらない!
ってこと、あるあるですよね。

実はこれ、わからない、気付かなくても
勝手に変わってることがあるんです。

というのも
潜在意識が変わったことに
自分ではなかなか気付かないからです。

目の前の現実がすべて
自分の潜在意識の投影だとしたら

目の前の現実が変わったら
自分の潜在意識が変わったことになりますよね。

ネガポジ統合セッションでは
実はこういったことがかなり頻繁に起こります。

先に現実が変わってびっくりして
あららら!と慌てちゃって
顕在意識がついていけない!
みたいなことにならないように
コーチがちゃーんとサポートするのが
長期プログラムの意味、なんですね。

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